6月のながの門前まちあるき
『古民家レストラン開業の手引き』と題して、ラ・ランコントルのオーナー瀬下努さんが案内人でした。ラ・ランコントルは、築130年の古民家で2016年に開業。フランス料理の技術を駆使して、地元信州の季節を感じる新鮮食材を余すところなく使って作り上げる現代フランス料理のお店です。
今回は、開業までの経緯や関わった人達、古民家で商売をする経営者目線などをお話し頂きました。
まずは、物件の相談をした「マイルーム」さんにお伺い、代表の倉石さんと共に当時のことを振り返りました。2016年に移住した後、お店を古民家で構えることを考えて、空き家見学会に参加。大家さんの荷物がそのままの状態で案内を受けて、ここからどの様に空き家を活用していくかイメージが難しかったのが第一印象でした。その後、荷物が片付けられて、ぐっとイメージが固まり物件を決めたそうです。
次に、当時お店を構えていた「古道具そらしま」さんの物件に向かいました。現在、そらしまさんは須坂市で継続され、そらしまさんの後はRISETTEさんという雑貨屋が入っています。
お店に使われている家具は、新しい什器が建物の雰囲気と合わないため、古道具を選ばれたそうです。
次に、岩石町の長屋に向かいました。ここは、住居として検討されていた物件。
ただ、お店も住居も古民家となると改修など大変なので、その時は断念したそうです。
最後に、ラ・ランコントルさんに向かいました。
建物を見学しながら、どの様な思いでリノベーションしたのか
また、開店当時の描いていたビジョンとのギャップやコロナ禍の過ごし方など、お店を続ける上で大事にしている信念などお聞きして、感激しました。
当時からコースの料金は上がっていますが、お客様はそれでも来てくださる。
料理に対する瀬下さんの想いを感じました。
最後にお菓子と裏の畑で取れたハーブを使ったお茶を美味しく頂きました。
7月のお知らせ
7月26日(土)19:00〜20:30
案内人は長野県環境保全研究所・自然環境部長の浜田崇(はまだ たかし)さん。
タイトルは、『裾花川から夜風をお届けします』
晴れた夜、裾花川から風が吹き込み、街の暑くなった温度を下げてくれます。そんな「風の道」を一緒に探しに出かけましょう!
コース
R-DEPOT屋上
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くらしふと
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県庁
<開催概要>
日時:7/26(土)19:00~20:30
参加費:1000円 (U22無料)
定員:10名
申し込み:電話 026-219-2280 メール info@r-depot.com