3月レポート
3月のながの門前まちあるきは
『都市計画の境界線を歩く』と題して
長野市都市計画課の髙山さんが案内人でした。
(同行はスタッフ平野です)
普段見ることのない都市計画図を片手に、都市計画課ならではの見方や用途の違いについてお伺いしました。
都市計画課の職員の方と話す機会もないので、貴重な時間でした。
参加者さんも、県外の学生さんから常連さんまで幅広い層に参加していただきました!
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R-DEPOTを出発し、
中央通りを上る途中の酒饅頭前の交差点に、なるほどポイント!
東西に今は暗渠となっている銭井川が流れていて、交差点の道路をよく見ると
道路の模様が異なっています。言われるまで気がつかなかった!
スポット①東町エリア
用途は”商業地域”
大正時代から都市計画が制定されて昔問屋街だった名残がそのまま残っていて商業地域になっています。
少し東北に下がると②三輪田町のスポット
国道沿いで区画が分かれれば綺麗だけど、ここはなぜ細かく分かれているのか?
この答えは、大正時代の道がそのまま区域が変わる境目になっているから。
国道沿いが境目が綺麗だが、国道はオリンピックの時に拡幅された道で大正時代の名残が残っているとのこと。
国道に合わせると「既存不適格」という現在の法に適合しなくなってしまう事案が発生してしまい、すぐ変更しよう!という問題ではないらしい。
個人的に面白かったのが、途中歩いていると同じ敷地内で用途地域が異なる敷地もあり、その場合は面積が大きい方を採用すること。通り沿いの用途じゃないんだ〜と思いました。
そして、スポット③の横沢町へ。
横沢町の通りは、湯福神社の参堂で、かつて旅館、時計屋、パン屋があり(大正時代の地図を見ると確認できました◎)その当時の問屋街の名残が残って用途は商業地域のまま。
ただこの計画は昭和50年ごろ計画されているので、今の時代に合わせて再検討していく必要があり進めていく部分もあるそうです。
④最後に長野市を一望できる城山萬佳亭東のあずまやへ
すごい景色が綺麗で、開放的な気分になれるのでおすすめです。
上から眺めると、高いマンションが立っているから用途は◯◯で~という見方もできます。
お茶は菓恋さんへ。
今回とても天気がよく、歩いた距離も長かったので、冷たいドリンクが沁みました。サービスもつけてくださりありがとうございました!
4月のお知らせ
4月23日(水)10:30から
案内人は、グラフィックデザイナーの小島有 (こじまゆう)さん
タイトルは、『ごきげんよう、権堂。』です。
権堂アーケードという名のタイムトンネルをくぐり、愛くるしくも時代に迎合しないグラフィックデザインを巡ります。グラフィック入門のワークもします。
コース
ホテルニューやま(カタカナ表記ってめっちゃアーバン。)
↓
相生座(字は体を表す。美しいタイポグラフィー。)
↓
カタセ(一文字ずつ丸に収める看板デザインがお洒落。)
↓
台東食品権堂店(クラシックなポップを確認できる。)
<開催概要>
時間:10:30~12:30
参加費:1000円 (U22無料)
定員:10名
申し込み:電話 026-219-2280
メール info@r-depot.com